天体撮影

2019年版 流星群の撮影チャンス

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2019年、観測や写真撮影に適した流星群は?

流星群をたくさん観測するには、

  • 暗く
  • 晴れて
  • 澄んだ

空が必要です。

月があると、空が明るくなってしまうので、それだけで見えるチャンスが減ってしまいます。

家のそばが明るい方は、遠出するだけでもお金と時間を消費してしまうので、きちんとチャンスを見極めて出発することが大切になります。

観測だけなら、特に見るために特別な道具はいりません。
肉眼がベストです。
双眼鏡などを使うと、かえって視野(空が見える範囲)が狭まってチャンスが少なくなります。

夏でも夜中は冷えるので、万全の防寒対策をして出かけましょう。

また、赤いLEDヘッドランプがあると便利です。
赤い光は、暗いところに慣れた目に優しく、他の観測している方に迷惑をかけることが少なくなります。

少なくとも、観測地点では白い光を出さないことは最低限守りたいエチケットです。

2019年の三大流星群はどうでしょう?

三大流星群とは、1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群を指します。それぞれ明るい流星が多く流れる流星群です。

2019年1月4日 11:00  しぶんぎ座流星群

月齢は新月に近く、申し分ありません。
しかし極大時刻が日中になるので、1月3日の朝方にかけてがベストになります。
冬の朝焼けもまたキレイです。そのまま朝焼けを見るのもいいでしょう。

2019年8月13日 16:00  ペルセウス座流星群 

月齢が満月に近いので、空が明るいです。
月が一晩中でているので、コンディションとしてはよくありません。
ただし、明るい流星が多いので、まったく見られないわけではないと思います。
遠出をしなくても良い観測場所があれば、観測してもいいかもしれません。
月を観測範囲に入れないように上手に見てみましょう。

2019年12月15日 4:00  ふたご座流星群 

2019年のふたご座流星群も、月齢が満月に近く一晩中月が出ています。
ふたご座流星群は、ペルセウス座流星群に比べると地味な流星が多いので、あまりたくさんの流星は期待できないと思われます。

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