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iA Writerをアウトライナーとして使い、最強のブログ記事作成ツールにする方法

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分 53 秒です。

‎iA Writer
Price: ¥1,100

この記事を読むと、以下のメリットが得られます

  • iA Writerは擬似アウトライナーとして使えるので、このアプリ一本でブログ記事作成が完結する。よって効率と記事の完成度を考えるとブログ記事の質を上げることができる。

  • アウトラインを決めてから文章を書くと書きやすい。書くのが楽になる。

  • 字数もアウトラインがない状態で書くよりもそれなりに書くことができ、ブログ記事の内容が充実する。

  • ブログを上位表示させることが可能になり、より多くの読者の目に触れる。よってあなたがブログを書く目的を達成することができる。

迷う、ということは、

一種の欲望からきているように思う。

ああもなりたい、こうもなりたい、

こういうふうに出世したい、

という欲望から迷いがでてくる。

それを捨て去れば問題はなくなる。

- 松下幸之助 -

とは経営の神様はおっしゃったが、神様でないわたしは迷いを捨て切れない。

いろいろアウトライナーを試してみたが、しっくりくるものがなかなかない。

あるいは、機能が多すぎてわたしには使いこなせいなのだ。

すこし若い頃まで、「アプリは多機能な方がいい教」の信者だったが、最近は宗旨替えした。シンプルなアプリを好むようにした。

少しでも迷いが減ればと思って…現実は、この記事を書いている有様だ。

そんな人だから、専用のアウトライナーとエディタアプリ間を移動したり、複数のアプリを使い分けするのは面倒すぎる。

それでは、行移動機能があるiA Writerを使えば解決できるのではないかと思い試行錯誤しながらこの文章を書いている。

アウトライナー(アウトラインプロセッサ)とは

TAK.著『アウトライン・プロセッシング入門』によると、アウトライナーとして最低限必要な機能が3つある。

  1. アウトライン表示の機能

  2. アウトラインを折りたたむ機能

  3. アウトラインを組み替える機能

以上の3つである。

この3つを満たさないものは厳密にはアウトライナーとは呼ばないそうだ。

この定義によれば、厳密にはiA Writerはアウトライナーではない。

だから、工夫して使わなくてはならない。

iA Writerをアウトライナーとして使うには?

それでは本題である。本来エディタでありアウトライナーではない。それをどのようにアウトライナーとして使えばいいか。

その方法とアウトライナーとして使用した場合のメリットを考えてみる。

アウトライン表示の機能

H3を使って、擬似的にアウトラインの見出しを作る。おそらくWordPressに貼り付ける場合はテーマにもよるが、H3またはH2で見出しを設定するとよい。

行頭に、シャープ記号(#)を3つまたは2つ入れるかキーボードショートカットを使う。

またTOC(目次)の挿入機能を使い、文章の冒頭部に挿入する。これでプレビューを行えばアウトライン表示機能を代替できる。

アウトラインを折りたたむ機能

下位の項目を隠すことはワンタッチではできない。が、TOC(目次)の挿入機能で、プレビュー時に擬似的に下位の項目を隠すことができる。

プレビューの冒頭部は、見出しのみになっている。展開したい場合は、表示したければその項目をクリックするか、スクロールする。

アウトラインを組み替える機能

iA Writerはワンタッチで行の入れ替えができる。この行入れ替えを活用して、アウトラインを組み替える。このために、残念ながらUlyseesではなくiA Writerが必要になる。

行入れ替えのキーボードショートカットは、Apple製品の場合コマンド+オプション+上・下キーだ(わたしが迷ったので念のため)。下位の項目(段落)ごと移動するには、あらかじめ下位の項目をテキスト選択しておく必要がある。

アウトライナーを使った場合のメリット

わたしは長文を書くのが苦手だった。今でも苦手だが、アウトライナーを使えば多少長い文章を書くこともでっきるようになってきた。

うだうだ自分が書き始めたいところから書き始めると、全体としてまとまりがない文章になってしまう。

これを解決するには、文章にきちんとした骨格が必要である。つまりアウトラインのことである。

アウトラインが整っていれば、思いついたところから文章を書くことができる。

そのためには、まずアウトラインを組み立て、目に見えるように書く必要がある。

書きやすいところから書け、しかも文章構造が崩れにくい。ということは、なかなか書き始められない人にとってはとても書きやすくなる。この作業をアウトラインがない状態で行うと、記事が随筆のようになってしまう。

随筆になりがちなブログの記事では上位表示されづらい

どうしてブログ記事が随筆ではいけないのだろうか?

書いた以上は、誰かに読まれた方が通常はいいと思う(ブログを特殊な使い方をしている場合は、当てはまらないが)。

記事を書いたが、全然誰にも読まれていないことがある。

知り合いや家族で一定の読者が付いていないブログは、広告を出さない限りは検索順位で上位に来る必要がある。

通常、10位より下のページは日の目を見ることがない。

これを克服するには、ライバルサイトを分析した上で、過不足なくキーワードを盛り込んだ上で、自分の意見を書く必要がある。

同じようなサイトがより上位にある場合、より読者の役に立つことを記事に書いて、上位表示させる必要がある。

イケてる記事の書き方とイケていない記事の書き方

記事の書き方には、以下の二つがあると思う。アウトライナー派のわたしが推奨するのは後者である。昔は前者で書いていたが、あまりいい方法ではないと思うようになってきた。

本文を書いてから、見出しを書く書き方だと

  • まとまりがない文章になってしまう

  • 書きたいことだけを書いてしまう

  • 記事全体の字数目標を見出しで分割することになってしまう

  • 書きたいことから書き出すと記事構造がめちゃくちゃになってしまう

  • 編集が大変になる

見出しを書いてから、本文を書く書き方だと

  • キーワードを盛り込むことによって、SEOを意識できる

  • 話の脱線を極力抑えられる

  • パーツごとの字数目標を設けて書くことができる

  • 好きな見出しから書き始めてもそれほど記事構造が崩れない

  • 編集は誤字脱字の修正等がメインで、記事構造自体の修正は少ない

どちらがいいかは読者の方に委ねたいと思う。

2000文字の記事を書くために必要なこと

ブログ記事が検索で上位表示されるには、ある程度文字数も必要と言われている。その目安は、1,000〜2,000文字と言われている。

小学校の頃、原稿用紙1枚400文字を「埋める」のに苦労していたわたしにとって、5倍の分量である。

大学も出ておらず、卒業論文の試練をくぐり抜けていないわたしにとっては、大変な分量である。

しかし、適切にアウトラインを組み立てることができれば、2,000文字を超えることはそこまで高いハードルではなくなった。

これは全て経営の神様のおかげではなく、アウトライン様のおかげである。

もしも、記事の文字数が足りないようであったら、ぜひiA Writerを買ってアウトライン法を実践していただきたい。

なに、これらの機能は全てMicrosoft Wordに備わっている…確かに。

しかし、機能が備わっているのと、使いたくなるアプリかどうかは別問題である。

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